舞台
自身の進退、ぐうの音も出ないミスなどでそこそこ落ち込んでいた秋。 ・東京ELECTROCKSTAIRS『つまるところ よいん』 ・ni_ka『AR詩劇 キャラクターズ・リブ』☆ ・ラビア・ムルエ「33rpmと数秒間」 ・マームとジプシー『モモノパノラマ』 ・ソ・ヨンラン『地…
驚くくらい劇場に行っていなかった。週1ペースである。 そのかわり他の場所へよく足を運んでいました。 ・『紙風船文様』 演出:山本卓卓 出演:黒岩三佳 武谷公雄 ・『ダンスクロス』 関かおり、岩渕貞太 「Conception」 ミリアム・グルフィック「THE BREAT…
仕事関係はあまり芳しくない期間でしたが、色々動き出してきた感じです。 少々落ち込みつつも、観に行った公演は面白いものばかりでした。・青年団『この生は受け入れがたし』 ・マームとジプシー『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、…
素晴らしい作品でした。 感想の前に、この作品に繋がるこの一年における演出における試みを振り返りってみます。 最近の作品は、特にプロジェクターを利用した演出が特徴的でありますが、一年に限定した流れの中ではGALA Obirin 2012スタッフ企画(2012年5月…
1つのもので感想を書き留めるのは久しぶり。 でも、今、感じていること・考えていることをどうしても残しておきたい作品でした。劇場で作り【A】【B】【C】とシリーズで行う、してやられたような企画公演である。
年が明けました。怒涛の年度末も終わりました。 身の回りも色々変化しました。 そしてこのワンクール備忘録は3000円(前売)までに変更しました。 横浜は2月にTPAMがあったので海外含めて多くの公演がありましたが、金欠もあって本数は伸びず計29本。 ・東京…
この期間はフェスティバル/トーキョーとかダンストリエンナーレとかあってたくさんの公演があったのだけれど、4000円以上かかるものを観に行ってしまっていて、3000円台までの公演をあまり見ていなかった。 むしろ、旅行で飛んでいったりしてたので、そこで…
木ノ下歌舞伎『義経千本桜』 悪い芝居『カナヅチ女、夜泳ぐ』 Nibroll『see/saw』 ロロ『父母姉僕弟君』 ブルーノプロデュース『ラクト』 チェルフィッチュ『女優の魂』 かえるP『老化のメカニズム』 マームとジプシー『ワタシんち、通過。のち、ダイジェス…
前回を引き継いで、4-6月に見たものの中からチケット料金が前売3000円台までのものに絞って15本。絞ってない。 青年団『阿房列車』『月の岬』 未来.Co『また、28日後』 岡崎藝術座『アンティゴネ/寝盗られ宗介』 サンプル『自慢の息子』 チェルフィッチュ『…
個別にするよりまとめてしまえ。1-3月に見たものの中からチケット料金が前売3000円台までのものに絞って12本。 五反田団『新年工場見学会2012』 ロロ『LOVE02』 地点『トカトントンと』 岩渕貞太『living』 木ノ下歌舞伎『三番叟/娘道成寺』 サンプル『女王…
原案 梶井基次郎/作・演出 藤田貴大 MUMROCK FESTIVAL。(藤ROCKではないのは、出演者スタッフに敬意を込めて) 学校内を移動し同時多発的にイベントが起こる、フェスティバル感に溢れた公演。 マームとジプシーは一昨年からになってしまうけれど追っていて…
これは傑作だと思いました。 私はまだ数度目で、それまではあまり強い印象がなかったのですが、今回はもう圧倒されました。 公演情報→http://llo88oll.com/next.html
アニメで10選したので、カテゴリあるこっちもやりたいなと。観劇ペースが週1〜2ですが10選。 基本的に4000円以下のものを見ているので、若手〜中堅ばかりです。 本当はスタッフ全員のクレジット載せたいですが、めっちょ長くなってしまうので大変失礼ながら…
私のチェルフィッチュ初観劇はフリータイムで、その後は大体の公演は見て、でも、この『三月の5日間』はDVDでしか見たことがなかったので、今回の期待値は高かった。 で、じっさいすごかった。過去の映像で見たものとの比較はできないので、今回の印象を簡単…
ジェローム・ベルがまた来た。昨年のは逃してしまったので3年も経ってしまった。08年の横浜トリエンナーレは本当によかった(参考レビュー)。 行くしかない。 世界各地で上演された作品だ。知り合いも出演している。 行くしかない。 ということで、ほぼひと…
はい、マームとジプシーファンなのでまた行きました。 中勘助に関しては『銀の匙』しか読んだことがなく、『犬』がどんな話かというのは朧気ながら目にしてはいたけれど、さぁそれを昨年までの少女をめぐる物語から「大人の年」となった藤田貴大さんがどのよ…
作・演出 藤田貴大 詳細:http://mum-gypsy.com/next/10k.php マームとジプシーは一年前の『ハロースクール、バイバイ』から欠かさず見ている。一年前が遠い昔に思えてしまうほど、ものすごい変化をしている。見るたびに新しい方法に挑戦していて、次の作品…
言葉を発するから「演劇」だ/黙って動いてるから「ダンス」だ、というものでないのはきっとこんな辺境にいらした方々なら十分理解しておられると思います。 最近、見た2つの舞台公演はそのことに大変示唆的だったのでここにメモを残しておきます。 ただ、私…
素晴らしい3部作だった。どこまでいってしまうんだろうと思った。 だが、如何せん作品の展開を細かに記すような感想は書きたくなかった。その時の印象を思い出しつつ、僕が僕のためだけに少しだけ整理して書いておきたい。
ゆるやかに、それでいて確実に終わりに向かう、桃源郷のような舞台。 「地域密着 拠点日本」と銘打たれたそれは、その言葉通り、ミクロからマクロまで見通した素晴らしい作品でした。
結びつきはしないものが結ばれることはこんなにも美しいものなのか。 今回のままごとの「わが星」は再演ということで評判やら展開やらは聞いておりましたが、やはり百聞は一見にしかずで、開始5分で感涙にむせいでしまうくらいには大変感動いたしました。 星…
面白いという話を聞いていたし、FT11の公募も一次突破したしでこれは行かなきゃということで観劇してまいりました。 見事な空間構成と遣り取りで紡がれる物語が素晴らしかったです。
F/Tに続き、マームとジプシーの公演を観ました。今回も面白い。面白いったら面白い。チケット完売で追加公演出るのも頷けます。マームとジプシーの特徴と思われる“時間の飛躍と多視点で見せる物語”は今回も素晴らしいです。 舞台関係の方や舞台ファンの方で…
坂上がりスカラシップをとり、飛ぶ鳥を落とす勢いの岡崎藝術座をやっとこさ目にしてきました。 構成が見事で噂に違わぬ面白さ、そして爆笑。
台風の10/30の19:00の回を見てきました。 快快の海外での受賞後の凱旋公演!(この記事の下部に賞の詳細が載っています。) 私は恥ずかしながら公演を見るのは横トリ以来で、この作品も改変されているようですが、これまた大変面白い作品でした。声出して笑…
関東ではフェスティバル・トーキョーが、関西ではKYOTO EXPERIMENTが開催されており、舞台芸術月間ですよ、おくさん。私も舞台好きの一人としてF/T10は幾つか行く予定であり、まずこのジゼル・ヴィエンヌ「こうしておまえは消え去る」を見てきました。 身体…
ず〜〜〜っと見たかったチェルフィッチュの公演。海外公演も多く、私が見た初めての国内公演です。そのため、変化したといわれるスタイルについては言えないのですが、つい今しがたNHKの「劇場への招待」でやっていたので、当時の記憶を思い出しつつ感想を書く…
知り合いも出てたEKKYOには私の怠慢で溜まった色々なモノを処理するために行けず。しかし、既にチケットを購入していたこっちはその色々なモノを諦めて行ってきました。@横浜美術館です。 ストーリー 1985年に起きた豊田商事会長刺殺事件を中心に、そこに居…
ちょっと時間が経ってしまっていますが、これも感想を残しておきたいものの一つ。グッときた舞台であります。 Nibrollの矢内原美邦さんの「演劇」としてのプロジェクト。高橋啓祐さんも映像を制作されています。J.ケルアックの「路上」を元に、SF・サスペン…
toiの劇作家・演出家の柴幸男さんと言えば、つい最近は岸田戯曲賞を受賞され中学生日記の脚本も書かれた、現在最注目と行っていいほどのお方。膨大な時間の蓄積と圧縮が特徴であり、大変に見事な舞台を作り上げられています。そんなtoiの新作「華麗なる招待-…