前売3000円までで選ぶ面白かった公演ー2012夏
木ノ下歌舞伎『義経千本桜』
悪い芝居『カナヅチ女、夜泳ぐ』
Nibroll『see/saw』
ロロ『父母姉僕弟君』
ブルーノプロデュース『ラクト』
チェルフィッチュ『女優の魂』
かえるP『老化のメカニズム』
マームとジプシー『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』
範宙遊泳@東京福袋
MOKK-solo-f
Wedance『nottDance:白神ももこディレクション』
カミグセ『往断歩道、その川岸で』
快快『りんご』
悪魔のしるし『倒木図鑑』
TABATHA『This Is ダイオキシン』☆
以下、いくつか。
範宙遊泳
GALAの『ゴドーを待つ人もいない』から、相当にブラッシュアップされた印象。存在と空間の曖昧さ。
若手のダンスの事とか
ダンスも見てはいるけれど、若手だと演劇のほうが面白く感じてしまう言が多い。特に気になるのは2点。
1.コントや小芝居みたいなことをするときに、身体が何かないがしろになっている感じのものが一部ある印象。
2.まとめるのは上手いのだけれど、ひっかかりが小さい。
「ダンスをもっとみんなに見てほしい」「楽しく見てもらいたい」というような熱き心は立派なのですが、それが安易な(自分たちの)楽しさになってないだろうか。キャッチーだからといって観客と繋がりやすくなるわけでもないとは思うのですが、色々難しいよなぁとか。
※これが今時の若い人は云々みたいな感じに読めたら嫌なので、こういうことはあまり言いたいことではない。ちなみに挙げたものはそういうのを感じなかった。
いくつかのフェス的なプログラムのこととか
はしごできるスケジューリング、マップや公演の紹介が掲載されているまとまった冊子やチラシがあるかないかでとんでもないくらい印象が違う。
もちろん、もろもろの決定時期や団体の数にもよるのだろうけど、主催団体が持ってるノウハウの差が歴然としてるんじゃないかと思うのがありまして、フェスとして盛り上げるにはどうすればいいのか。土地や地域が絡むだけに。
この期間は計40本くらい。年間100本の壁を超えました。
この期間に再確認したのは、3000円前後くらいのものが好きなのかもしれないということ。暇なときにちびちび更新するとして、どこかから3000円台から3000円までにしようかしらと思いつつも、来年はここまで見るかどうか分からないし。
このあとはダンストリエンナーレとフェスティバル/トーキョー*1。
地方では利賀、SPAC逃したし、混浴温泉世界も逃しそうなので、枝光、KYOTO EXPERIMENTあたり行きたいですね。
*1:なんやかんやと騒動が。